(仮訳)新種Tubifera applanataの命名法的地位および形態学的記録
Leontyev, DV. & Fefelov, KA., 2012. Nomenclatural status and morphological notes on Tubifera applanata sp. nov. (Myxomycetes). Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000120/00000001/art00030 [Accessed October 21, 2014].
【R3-01209】2014/10/21投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

Lado (2011) により無効名であることが示されたTubifera applanataを正式に記載した。
本種の形態学的検討を行い、個々の子嚢のサイズが種の識別基準となりうることを示した。
また、本種の子嚢壁内面にあるクレーター状の装飾が従来の記載よりも顕著に大きいことを示した。
Ukraine, Kharkiv region, Gomolsha Forests National Nature Park, Zadinetske forestry

(新種)

Tubifera applanata Leontyev & Fefelov
語源…扁平な(子嚢先端の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Tubifera ferruginosa(クダホコリ)
同所的に分布する(ウクライナ・ハルキウ州)
本種より擬着合子嚢体のサイズが小さい
本種より個々の子嚢のサイズがやや小さい
本種と異なり若い子実体が鮭肉色でない
本種と異なり子嚢の先端が平らでない
本種と異なり子嚢壁内面にクレーター状の浮き彫りを欠く
Tubifera microsperma
同所的に分布する(ウクライナ・ハルキウ州)
子嚢壁内面にクレーター状の浮き彫りがある
本種より個々の子嚢のサイズがやや小さい
本種より子嚢壁内面の浮き彫りのサイズがずっと小さい
本種より子嚢壁内面の浮き彫りがずっと高い
本種より子嚢壁内面の浮き彫りの間隔がずっと狭い
Tubifera casparyi
同所的に分布する(ウクライナ・ハルキウ州)
本種より個々の子嚢のサイズが大きい